「ふてほど」が輝く!2024年ユーキャン新語・流行語大賞発表


 2024年、ユーキャン新語・流行語大賞が話題となり、今年の年間大賞にはTBS系列のドラマ「不適切にもほどがある!」の略称「ふてほど」が選ばれました。このドラマは、主演の阿部サダヲさんが、昭和から令和にタイムスリップした「ダメおやじ」を演じるコメディで、ユーモアあふれるストーリーが視聴者の心を掴みました。脚本は宮藤官九郎さんが担当し、今年の1月から3月にかけて放送され、多くのファンを獲得しました。


「ふてほど」が年間大賞に選ばれた理由の一つは、ドラマ自体の人気だけでなく、そのユニークなタイトルが広く日常会話で使われたことにあります。例えば「ふてほどな状況」といった風に、日常のちょっとした困った出来事を表現する言葉として浸透しました。このように、簡潔で使いやすい言葉として幅広い世代に親しまれたことが受賞の決め手となりました。


トップテンには他にも注目すべき新語や流行語が多くランクインしています。例えば、大リーグで活躍する大谷翔平選手が記録した1シーズン50本塁打・50盗塁という前人未踏の偉業を表現する「50-50」があります。この言葉は、スポーツ界だけでなく、多くのメディアで取り上げられ、彼の活躍を象徴する言葉として瞬く間に広まりました。


さらに、パリ五輪で銅メダルを獲得した日本の総合馬術代表チーム、通称「初老ジャパン」も話題になりました。平均年齢が40歳を超えるこのチームの活躍は、年齢を重ねた選手たちの努力と情熱を象徴し、多くの人々に勇気を与えました。


その他、Netflixの人気ドラマ「地面師たち」の名セリフ「もうええでしょう」が多くの人々の間で印象的な言葉となり、流行語に選ばれました。このセリフは、ドラマの中での使われ方がユーモラスであり、さまざまなシチュエーションで使いやすいとして幅広く浸透しました。


また、政治関連では、自民党派閥のパーティー券収入に関する「裏金問題」が取り上げられました。この問題は大きな社会的関心を呼び起こし、政治の透明性が問われる事態となりました。一方で、違法なバイト募集に対抗するための「ホワイト案件」も流行語に選ばれ、社会問題の改善を目指す取り組みとして評価されました。


さらには、20年ぶりに発行された「新紙幣」も注目を浴び、新しい紙幣デザインや技術に関する話題が広がりました。これは、日本社会の変化や技術進歩を象徴する出来事として、多くの人々に興味深く受け取られました。


今年の新語・流行語大賞は41回目を迎え、選考は漫画家のやくみつるさんやコラムニストの辛酸なめ子さん、俳優の室井滋さんら6名の選考委員によって行われ、30語の候補から選ばれました。選ばれた言葉たちは今年の社会的な動向やトレンドを象徴し、多くの人々にとって記憶に残るものとなりました。


スサノオ登場?「全領域異常解決室」の注目キャラクター

青島俊作が帰ってくる!『踊る大捜査線 N.E.W.』2026年公開決定

コメント

このブログの人気の投稿

B'z、紅白初出場で魅せた圧巻のパフォーマンスとサプライズ演出

スサノオ登場?「全領域異常解決室」の注目キャラクター

都市伝説「ソリオの呪い」と吉沢亮の関係