『るろうに剣心』を超えるか!? 佐藤健主演『はたらく細胞』 アクション監督・大内貴仁が語る“最強タッグ”の舞台裏
俳優・佐藤健が主演を務める映画『はたらく細胞』が絶賛公開中だ。体内を守る白血球を演じる佐藤は、キレッキレのアクションで凶悪なウイルスや細菌と戦う姿を見せている。そのアクションを監修するのは、『るろうに剣心』シリーズなど数々の作品で佐藤とタッグを組んできたアクション監督・大内貴仁だ。
「健くんとは『るろうに剣心』三部作を共にし、その後も『亜人』など多くの作品でアクションを作り上げてきました。長い付き合いの中で、お互いに妥協を許さないストイックな姿勢で信頼関係を築き上げてきたんです」と、大内は佐藤との絆を“戦友”と表現する。
「僕自身、健くんのアクションがかっこいいからといって、おざなりにOKを出すようなことはしません。彼もそれを理解していて、常に『もっと面白いアクション』『さらにすごいアクション』を求めている。お互いに妥協せずに高みを目指していく姿勢に、強い信頼感を抱いています」
大内は、佐藤のストイックさはアクションだけにとどまらないと語る。「彼は役作りに対しても非常に真摯で、練習を休むことなく『もう少し練習したいので回数を増やせませんか?』と提案してくるほど。その姿勢には頭が下がります」。
佐藤自身も、過去に「アクションを本格的にやらないんだったら、僕がやる意味がない」と語っており、作品にかける並々ならぬ思いが伝わってくる。
「健くんは、アジアをはじめ海外では“アクション俳優”として認識されている部分があると感じています。だからこそ、彼自身も『もっとすごいものを』という使命感を抱えているのではないでしょうか。プレッシャーも相当なものだと思いますが、それを跳ね除けるように努力を続ける姿には、本当に感服します」(大内)
大内自身も、佐藤と共に世界に通用するアクション作品を生み出したいという目標を掲げている。「『はたらく細胞』でも、ただ佐藤健が動く姿を見せるのではなく、世界に見せられるクオリティを目指して一緒に作り上げました。これからも彼と共に、妥協することなく、世界を驚かせるアクションを生み出していきたいと思っています」
熱い信頼で結ばれた“戦友”である佐藤と大内。二人の挑戦はまだまだ続いていく。
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