ヒカルが絶賛するユーチューバーとは？名実ともにNO.1の正体

 

ユーチューバー界の二大巨頭、ヒカルとHIKAKIN。かつては互いを称え合う関係だったこの二人ですが、最近の展開に業界内外から注目が集まっています。

 変化する評価

ヒカルがHIKAKINを「圧倒的に凄い」「名実ともにNO.1ユーチューバー」と評価していた時期がありました。しかし、2024年8月31日に公開された動画で、ヒカルのHIKAKINに対する見方が大きく変わったことが明らかになりました。

ヒカルは、HIKAKINについて以下のように述べています。

- 「確かに数字はすごい。ネットの評価もすごい。」

- 「聖人君子として崇められて、日本一のYouTubeの王って言われてる」

- 「いずれ落ちていくんじゃない」

- 「大人が見て面白いことやってるかっていうと、絶対そうではない」

 批判の内容

ヒカルの批判は、HIKAKINのコンテンツの質や制作姿勢にも及んでいます。

1. クオリティの低さ：「圧倒的に面白いというか、クオリティ高いことやってるかって言われたら、そんなことない」

2. 手抜き感：「やってること自体は、俺からすると手抜きやん」

3. 見せ方の巧みさ：「見せ方めっちゃうまいだけで、結構張りボテ感ある」

ヒカルは自身の制作姿勢と比較し、「正直、かけてる時間とか熱量は断然俺の方が上やから」と自信を示しています。

 データで見る二人の違い

2024年8月27日に公開された分析によると、ヒカキンTVとヒカルのチャンネルには明確な違いがあります。

1. 高評価数：

   - ヒカキンTV：平均約4.08万件、最大604.8万件

   - ヒカル：平均約2.66万件、最大89.4万件

2. コンテンツ戦略：

   - ヒカキンTV：短時間で完結する動画が多く、幅広い層に受け入れられる

   - ヒカル：長時間で深みのあるコンテンツ、視聴者の強い感情的関与を促す

業界内の反応

ヒカルの発言は、YouTube業界内外で大きな波紋を呼んでいます。特に、HIKAKINが長年築き上げてきた「聖人君子」イメージに対する批判は、多くの人々の注目を集めています。

一方で、ヒカルの発言を「ライバル意識の表れ」と見る声もあります。実際、ヒカルは「YouTubeに全てを捧げたヤツが最後に笑ってないと、やっぱ納得できない」と述べており、HIKAKINを超えたいという強い意志が感じられます。

 HIKAKINの影響力

HIKAKINの影響力は依然として強く、2024年5月に発売された味噌ラーメン「みそきん」は瞬く間に売り切れる大ヒットとなりました。これは、HIKAKINのブランド力と商品開発への真摯な姿勢が評価された結果と言えるでしょう。

 今後の展開

ヒカルの発言は、YouTube業界に新たな緊張関係をもたらしています。HIKAKINがこの批判にどう応えるか、そしてヒカル自身がどのようなコンテンツで「本当に熱持ってるヤツが勝つ」ことを証明していくのか、今後の展開が注目されます。

YouTubeという巨大プラットフォームで、二人のトップクリエイターの競争が激化することで、視聴者にとってはより質の高いコンテンツが生まれる可能性もあります。2025年、YouTube界の勢力図がどのように変化していくのか、目が離せない状況が続きそうです。